MS(営業)
個人プレーではなく、チームプレー。“全員営業”がスズケンの基本スタイル
目の前にいる相手の目線から、何を求めているか考える
私が担当しているお得意さまはベッド数が200床以上の大病院。さまざまな部署を訪問し、薬剤師や管理栄養士、看護師の方など多くの人と接しています。
忘れられないのは、ある病院の事務を訪ねたときのこと。夕方の時間帯に訪問していたのですが、担当者の方はいつも素っ気なく、面談を重ねてもなかなかこちらの話に耳を傾けてくださいませんでした。後で分かったのですが、その方は多部署間の折衝を担当しており、精神的な疲れから夕方にはヘトヘトになっていたんです。それを知ってから訪問時間を午前中に変えてみると、今までの対応が嘘のように、笑顔で話を聞いてくださいました。
それ以降、すべてのお得意さまの忙しい時間帯を把握して、必ず余裕のある時間帯に訪問するよう心がけています。目の前にいる相手の立場に立って、「どうすれば相手に喜んでもらえるか? 気持ち良くお話をしてもらえるか?」を常に考える気配りが、MSとして仕事をする上で大切なことです。
個人ではなく、チームで立ち向かう“全員営業”
新人にありがちなことですが、私も入社当初は「早く自分だけで仕事をこなせるようにならなければ」と、仕事を抱え込んでいました。成果を上げて一人前として認められたい、という焦りもあったのでしょう。しかし、ある日上司から「もっと周りを頼ってもいいんだぞ」と声をかけてもらったんです。自分の中に“チームで仕事をする”という意識が芽生えるきっかけでした。
それから徐々に、自分だけでは解決できない問題に直面したときに、周囲に助けを求められるようになっていきました。例えば、他の人が担当していたお得意さまを引き継いだときに「一人でなんとかしてやろう!」と考えるのではなく、素直に前任者にアドバイスを聞きに行く。そんなことの積み重ねで、今ではすっかり“頼り上手”になりました。スズケンには“全員営業”という言葉があるのですが、その意味を身をもって感じています。
また、そのような“つながり”の実感から、「自分は一人のMSとしてスズケンを代表しているんだ」という自覚も生まれました。経験を積み、MSが板についてくると、“自分”を売り込むことで仕事の幅を広げたくなるものです。それはごく自然な成長のプロセスですが、そこで終わってしまったらつまらない。成長した自分として改めて会社の看板を背負い、“スズケンという企業”を売り込む気持ちで日々お得意さまと接していく。そうすることで、私たちは最強のチームになれると思うんです。
新人だからこそ、チャレンジを!
スズケンはたくさんの成功体験を積める会社だと思います。それは言い換えるなら、「失敗しても、失敗から学び、新しい挑戦に繋げる」という社風の表れでもあります。そしてそのような社風を支えているのが、社員全員がチームとして互いにサポートしあう全員営業の姿勢なのです。
新人時代というのは特に、失敗して当たり前の期間でもあります。これからスズケンに入社する人たちにも、失敗を恐れずにチャレンジする心を持ってほしいです。私はぜひ、向上心のある人を仲間に迎えたいと思っています。例えるならそれは、70点、80点で満足するのではなく常に100点を目指し続ける人。高みを目指す人と共にいるとこちらも触発されますし、互いに良い刺激を与えあうことでチームの力はどんどん強くなりますから。
1日のスケジュール
朝のスケジュール |
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昼のスケジュール |
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夕方のスケジュール |
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仕事アイテム
新人のころに書いていた日報。当時の上司・先輩からのコメントを読み返して、初心に立ち返ります。