DXの推進
スズケングループは、デジタルの活用において、「見える」「つながる」「変える」という考え方を最も重要視しています。これまで把握できなかったものを「見える」ようにすること、その情報を「つなぎ」、人とモノを連動させること、そして、さまざまな社会課題に対して新しい状況・環境に「変える」サービスや機能を提供することです。
デジタルを活用し、これらを具現化するため、さまざまなヘルステック企業とのシナジーにより、デジタルプラットフォームを進化させ、医療・ヘルスケア産業におけるDXを推進する新たなソリューションを提供します。
「デジタルプラットフォーム」の構築により、地域医療や製薬企業の課題解決に貢献
医療・ヘルスケア産業におけるデジタル技術の浸透により、さまざまなデジタルヘルスサービスやその利活用も増加しており、今後、日本国内におけるヘルスケアDX関連市場は2030年には1兆円を超えるとする予想もあります。
当社グループは、2019年からヘルステック企業との協業を積極手に進め、事業を通じて得られる情報や、これまでのお得意さまとの関係性を生かした新たな事業の展開として、「デジタルプラットフォーム」の構築を進め、医療・介護現場における情報を見える化し、情報と情報、人と情報をつなぐことで、社会課題を解決できるソリューションの提供を目指します。協業企業の機能やサービスと当社グループの流通基盤などのリアルな経営資源を組み合わせることで、医療・ヘルスケア産業の課題を解決していきます。
人とデジタルサービスをつなぐ「コラボポータル」
国内外のさまざまなデジタルヘルスサービスの総合窓口となり、ワンストップで医療・介護従事者が利用できる「コラボポータル(COLLABO Portal)」を開発、普及を進めています。人とデジタルサービスがつながることで、データが集まる世界を構築し、医療・介護従事者だけでなく、製薬企業にとってもより魅力的なプラットフォームの構築を目指しています。
スズケングループの強みである『繋ぐ力』と『広げる力』を最大限生かし、安心・安全なプラットフォームを構築
治療用アプリ、健康支援アプリ、AIシステム、E-コマース、IoTデバイスといったデジタルヘルスサービスを流通させる新たな卸機能「デジタル商材卸」の必要性が高まっています。これらのサービスを繋ぎ、普及することで、お得意さまや地域医療に貢献し、さらには製薬企業や医療機器・材料製造企業などへの最適なソリューション提供を目指しています。
コラボポータルの普及、そしてサポートには、当社グループの卸各社の営業担当者が寄り添って対応することで、お得意さまへのデジタルヘルスサービスの信頼性や安心・安全なプラットフォーム構築につなげていきます。